21日 1月 2018

チャレンジをいかにできる子になるか　失敗をいかに許せる環境を与えられるか【安城サッカースクール　JOANスポーツクラブ】

「はやく試合がしたい」

勝つことはすばらしいことだと思うし、いいプレーができれば、できたにこしたことはないんだけれど、そんなこともよりも、できなかったことができるようになったとか、まったくドリブルについていけなかったのが、ボールにさわれるようになったということの方が指導者としてはるかに価値があるし、喜びだと感じました。

それはなぜか。

なぜなら、「子どもの成長」した部分だからです。

おそらく、試合に勝っても、そこに成長した部分がなければ、私は喜ばないでしょう。上には上がいますから。

普段スクールでできていることが、今回はまったく通用しないわけではありませんでした。まだまだですが、たしかな成長をプレーの様子や試合がない時間のすごし方からも見られました。

一番うれしかったのは、ものすごくうまくて強い相手に対して、どうしようかと悪戦苦闘しながらもがき苦しめたことです。以前は、それでも、キャッキャしていたのが、「勝ちたい」「なんとかしたい」という歯がゆい時間の流れに今日はなっていました。試合で起きている現象をどうしていくのか、それも試合中にどうエラーを改善していくのか。そういう段階に入れそうな予感がしています。

ぬるま湯から熱湯に、入ったときはじめは熱くて耐えられませんが、それも徐々になれてくる。なれてくると長くお風呂に浸かれるものです。

今日のこの感覚を普段のトレーニングから意識できるともっとよくなります。

お風呂の設定温度を何度に設定するのかも、子どもたち次第です。

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